大阪工科の講義はどういう感じで進んでいくの?大阪工科が生徒にやっているサポートって何?
そんな、大阪工科の学生だからこそ伝えられる皆様の疑問や質問に、お答えしていきたいと思います!
今回は、私が大阪工科の学生だからこそ発信することが出来る「大阪工科」の中身や、概要について発信していきたいと思います。
大阪工科の単位・評価について
大学である以上、高校や中学校と同じように評価や評点からは逃れられません。
そんな評定を、大阪工科はどうやってつけているのかについてお伝えできればと思います。
大阪工科の評価は、他の大学を経験したことはありませんが、恐らく他の大学よりも単位の認定までが厳しいのではないかと思います。
大阪工科で単位を取るためには、2つのステップを踏まなければなりません。
1:出席率80%・課題提出率80%。この両方を達成する。
2:60点以上の評点
これら2つが必要になります。
ここだけ聞くと“あれ?大して…?”と思うかもしれませんが、ここからが大きく違います。
1が達成されなければ、2を達成しても意味はありません。
つまり出席率・課題提出率が80%を超えなければその時点で単位は認められません。テストを受けても単位は取れないという事です。
例として、基本的に大学で1単位は15コマなので、80%を切らないという事は、12コマは出席。つまり3コマまでは休めます。
ですが、4コマ目を休んでしまえば、その時点で単位はなくなります。
大阪工科ではこれは制度なので、いくら教授方に頼もうとも覆る事はありません。お願いしてもどうにもならないです。
教授方も常々「どうにもならんからマジで注意してください」と注意喚起するほどにはどうしようもないです。(笑)
これは課題提出率にも言えることです。課題提出率が80%を切るとその時点で単位は認められません。
個人的には”出席率”より”課題提出率”の方がやばいです。(笑)
そして1が達成されたとしても、評点が60点以下(赤点)であれば、単位は認められません。
評点に関しても、基本的にはテスト・レポートが評点の割合の過半数を占めているので、普通の大学と同じような形になります。
そしてこれも大事な事にはなるのですが。
大阪工科の前期の講義では、「全てが必修科目」です。
全てが必修科目です。(大事な事なので2回…)
もちろんこれは大阪工科の1年目という事で試験的に行われたことかもしれませんが、少なくとも私の1年前期の講義は全てが必修科目でした。
つまり厳しい条件の単位を一つでも落とす事になれば、進級が怪しくなります。
私も最初この仕様を聞いた時は驚きました…。もう少し楽なものだと思っていたので、ちょっとガッカリした記憶もありますね。
そして皆さんが思っている通り、普通に他の大学よりも厳しいのではないでしょうか。
もちろん他の大学でも出席率などはあると思いますが、平均的には66%を出席率の合格ラインにしている大学や、課題の提出率を見ていない大学などが一般的ではないかと思われます。
他の大学では課題提出=評点のイメージがあるかと思われますが、大阪工科では単位取得できるかどうかに直結します。
ここは大きな他の大学と大阪工科との差別化点だと感じています。
大阪工科の課題について
先ほども少し話題には触れましたが、大阪工科の課題に関するシステムは、他の大学よりも厳しいです。
そんな課題の中身なのですが、これは講義メインの科目と実技メインの科目で大きく分かれます。
講義メインでは他の大学と差はありません。講義によって毎回課題が出る講義や出ない講義もあれば、中間レポートと学期末レポートのみの講義などです。
もちろん講義によってバラバラですが、大体どの大学でもある想像通りの課題だと思ってもらって大丈夫です。
実技メインの講義では、例として前期の講義を挙げるとプログラミングと3DCG・デザインなどですが、これはある意味1つしかありません。
プログラミング・3DCGの制作です。これしかありません。
これに関しては講義メインよりも自由度のある課題が出せるので、一概に何が出るとは言えませんが、大阪工科ではプログラミング・3DCG共に毎週のように課題が出されていました。
実技科目は、やらないと実力が身につきません。これは言葉に出さなくても当然の事実なのですが、単純故に難しいです。
毎週の課題はそれらに触れて実力を伸ばすための、教授たちの当然の措置と言えます。
ですがこれに課題提出率80%が合わさると、まあまあ大変です…。(笑)
更に言えば実技科目にも“最終レポート”と同じような形で“制作課題”というものがあります。これにプラスして講義科目の最終レポートや、学期末のテストがあります。
多くの大学生も7月は課題やテストが同様にありますが、大阪工科でもそれは変わりません。
また先ほどの単位認定の制度や、オリジナルの制作課題についても、楽しいですがそれと同じぐらい難しいです。
何より何かを作るというのは皆さんが思っている以上に時間を使います。
それらを時間がない中でやり遂げねばならないため物凄く大変でした…。これに関してはやってみないと分からないとは思いますが、大変だという事だけは頭の片隅に置いていただけると幸いです…。(笑)
大阪工科のテスト・レポートについて
大阪工科では、1年前期学期末のテストは8月の1週目に行われました。これも恐らく、多少の前後はありますが普通の大学と同じスケジュールなのではないでしょうか。
レポートについても講義科目では普通にありますし、レポートとテストが両方ある科目もあります。まあ普通にあるという事ですね。
ちなみにですがデジタルエンタテインメント学科では、3DCGの講義科目でもテストがあります。実技科目や講義科目に問わずテストからは逃げられませんね。(笑)
オンライン授業について
大阪工科でも、2021年4月~6月の間に発令された緊急事態宣言に伴い、オンライン授業での講義を受けられる様になっていました。
そんなオンライン授業を受けてみた感想にはなりますが、普通に受けられました。
講義の理解度という所では対面に劣ると思いますが、理解できないという事はありませんでした。
基本的に大阪工科の講義のほとんどはスライドをプロジェクターで映して進めていくスタイルの方が圧倒的に多いので、そういった点もオンライン授業に変わったとしても理解度が落ちない要因になっていると思います。
問題があるとすれば実技科目の方なのですが、細かい作業やソフトの使い方をオンラインで理解できるのか?という所だと思います。
結論から言えば十分に理解できるものだったと感じています。
理由としては画面共有で教授が操作している画面を0距離で見れるので、プロジェクターで見るよりも分かりやすいというのはありました。
ですが明確なデメリットも存在します。教授がそこにいるわけではないので、操作の際に起こるトラブルなどに対応できません。
実技科目のオンライン授業では、メリットとデメリットが講義科目より明確にあるので、人によって向き不向きがあるところだと思います。
ちなみにですが緊急事態宣言が解除された後も、大阪工科ではオンライン授業を行って講義を進めていた場面がありました。
大雨警報や災害などで交通機関が止まる危険性があった場合に、大阪工科では希望した生徒にオンライン授業での講義の参加を認めたりなどを行っていました。
これは私の感想ですが、割と大阪工科とオンライン授業との相性は悪くないと感じています。これからも対面授業の講義が厳しいと感じた時はいつでもオンライン授業に移行できるというのは、1つの強みなのかなと考えます。
最後に
いかがだったでしょうか!
大阪工科の概要や中身についても、皆さんにお伝えすることが出来たのかなと思います!
このブログ記事は①と②に分かれているので、もしよろしければ①の方もご覧ください!
このブログの続きである③・④も是非ご覧ください!